超魔神英雄伝ワタル

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ストーリー

第11話

雪女のお熱いラブストーリー

のんびり過ごせる温泉地だったユカタ村。しかし今は、ドランを溺愛する雪女のカンプーンによって、氷の世界に変えられていた。村人たちは、カンプーンに逆らうと雪像に変えられてしまうのだ。ユカタ村でチルドというひとりの少女に出会ったワタルたちは、彼女から伝説の花を見せるから、村を助けて欲しいと頼まれる。村の氷を溶かすため、山の源泉へ向かったワタルたち。しかし、そこにはプロペランに搭乗するカンプーンの姿があった。

第12話

願い星ほし~い!

次の花を求めて旅立った一行は、森の中にある小さな村に着く。そこには、強欲な支配者タクロースが、トナカイのような角を持つ村人を使って、無数の星々を集めさせていた。その星とは、村人の思いから生まれるもので、必ず願いが叶うと言われているものだ。タクロースはもっと多くの星を手に入れるため、村一番の巨木・マザーツリーを切ろうと企む。ワタルはその計画を阻止しようと龍神丸で応戦する。

第13話

フルフル村の危険な果実

フルフル村は、果実しか食べない種族の村。しかし、主食であるフルーツは、すべてドナルカミ大王の配下のドリアンによって果物型の爆弾に変えられていた。ドリアンは、元々、果物を取るのがあまり上手に取ることができないというトラウマに悩んでいたが、その心のスキに入りこまれ「良き心」を奪われ、変貌してしまったのだ。ワタルは、村の少女ライチからドリアンが主催する鉄人爆弾レースで優勝すれば、果物を元通りに戻すという話を聞きつけ、早速レースに参加する。あらゆる障害が待ち受けている過酷なレースだったが、ヒミコの活躍によってかろうじてワタルが優勝する。納得がいかないドリアンは魔神トロピカルボンバーを召喚、フルーツ爆弾で猛攻撃を開始する。

第14話

燃える心にご用心

異常なほどテンションが高いアッチチ村についたワタルたち一行。疲れ果てて村の宿屋にたどり着いたワタルは、宿屋の廊下で熱くなりすぎて倒れてしまった父を介抱する少年ヒートに出会う。ヒートが話すには、良き心を抜き取られ変貌したチワッキーが村人を常に熱血させ、冷めた人間は魔神チャッカブレスで熱くなるまでしごき、この村を支配しているというのだ。その行為を許せないワタルは、チワッキーに抗議。だが、その場所に現れたのは、ドランだった。村の先にある伝説の花を咲かすという鳳凰の木の存在を知っていたドランは、ワタルたちが手に入れる前に村人の炎を使い聖なる力で守られた木を焼き尽くそうとしていたのだ。それを阻止するため鳳凰の木へと急ぐワタル。しかし…。

第15話

炎の変身!鳳凰龍神丸

鳳凰の実から出た虹を頼りにやってきた場所は、木も草も生えていない火山の麓。そこで出会った巨大なイモ虫・バグローの案内をたよりに、虹の蕾の場所までやってきたワタル一行。しかし、そこに架けられている橋は脆いため、バグローはワタルとふたりで行くことを提案。聖樹は、ワタルが名前を名乗っていないのにバグローがワタルの名前を知っていたことを不信に思う。案の定バグローはドランと第二界層のボスのマグマ・ダイチに騙されて、ワタルを罠にはめるよう指示されていたのだ…。

第16話

砂漠で泳げばOH,HOT!

炎のフェニックスの力を手に入れ、第三界層へと上がってきたワタルたち。突如、ドナルカミファミリーの第3の刺客ドルクが現れる。ワタルの命を狙い、剣を向けるドルク。その刃から身を挺して守ったのは、聖樹だった。さらにドルクの剣がワタルに迫ろうとした時、ワタルたちは流砂に呑み込まれ地中に沈んでしまう。流砂によってたどり着いた先はベリーホットタウン。そこでダルマンに囲まれたワタルたちは、少女フィンに助けられる。フィンの住むベリーホットタウンは”カナヅッチー”に支配され、住人に砂を泳いで移動することを強制させ、それに従わない人間の「良き心」を抜き取っていた。しかも、灼熱の日差しから身を守るためにはお金を払わないと日陰に入ることも出来ないというのだ。

第17話

ボーリーくんでストライク!

「剣王の剣」を持つ大盗賊アラジンガーを探すため、闇のバザーが開かれるボーリングの町“ストラーク”へとやってきたワタルたち一行。この町は、ポーラーボーラーというボーリング好きに支配されていて、住人は皆、着ぐるみを着せられてボーリングのピンにされ苦しめられていた。ワタルたちは人々を解放させるため、グレートボーリング勝負に挑むことになる。ポーラーボーラーは、魔神スターボーリングで鉄の玉を持ち上げ、みごと100本あったピンを倒す。ワタルも負けじとドラゴングローブを着用して挑戦するが、なかなか思うようにはいかない。

第18話

ドスコーイ!砂漠の大相撲

ついに「剣王の剣」を手に入れたワタルたち。しかし、その情報を既に入手していたドナルカミ大王は、第三界層のボスのリミッターをワタルたちの抹殺に送り込んでいた。ある街に着いたワタルたちは、相撲取りの恰好でぐったりしている人を目撃する。それはすべて、この町を支配しているスナノウミの仕業だった。街の人の話によれば、スナノウミは、かつては優しい力士だった。しかしドナルカミ大王によって良き心を抜かれてしまい、人々に相撲の勝負をしかけては、負けた者の心を奪っていたのだ。スナノウミと相撲勝負をすることになったワタル。スナノウミの猛攻撃に投げ飛ばされそうになるが、ワタルは何とか堪える。

第19話

ボクは救世主!君も救世主?

第三界層のボス、リミッターによって異空間へと飛ばされたワタル、ヒミコ、シバラク。3人がたどり着いた先は、空に大きなシャンデリアがある町ケイコータウンだった。その町に住む人々は、街中がシャンデリアの明るさに照らされ、皆が不眠症になっていた。ワタルたちは、この街に住む少年フーミンから魔界の者ワルモンダーの手下のワットが街を支配していることを聞く。ワットは暗いところが大嫌いで、そのため巨大なシャンデリアで街を煌々と照らしていたのだ。シバラクは、壁に貼られていた創界山の地図を何気なく眺めていたが、不思議に思う。なんとその地図には第六界層までしかなかったのだ。かつて創界山が第六界層までしか存在しなかったことを思い出すシバラク…。

第20話

ビリビリ男のバチバチ攻撃!

ワタルと炎部ワタル一行は、ビリビリタウンという町にたどり着く。そこは異常なほど静電気が発生する町であった。ワタルたちの髪の毛は静電気のせいですっかり逆立っている。肌と肌が触れ合おうものならたちまち電気の火花が散るとんでもない所。そんな静電気もそっちのけで火花を散らしているのが二人の救世主ワタル。あいも変わらず互いに自分が本物の救世主だと言い張っている。
 ビリビリタウンを支配している”サンダール”はかつてパンクロッカーであったが、客を音楽で痺れさせることが出来ず、それならば静電気で痺れさせてやると、町全体に静電気を発生させたらしい。 ワタルはサンダールに立ち向かってゆくが、サンダールの静電気攻撃にやられ気を失ってしまう。