ワタルが生活している世界。創界山、星界山のある神部界、天部界とは繋がっているが自由に行き来はできない。
戦部ワタルが住む現生界と違う次元にある神部界の山。「聖龍の勾玉」が奪われ、魔物が溢れかえる世界になってしまう中、山の崩落を かろうじて神部七龍神が支えている。
大龍光帝が統治する世界。創界山、星界山がある神部界より遥か上空に存在している。神部界の者は一切立ち入ることができない。
龍の一族が住む村がある山。ワタルと海火子がたどり着いた場所から南へ200の山、200の湖、200の森を越えた場所にある。
1000年に一度姿を現す拳龍が流した涙の結晶体。また魔界の門を閉じるためのカギでもある。拳龍の加護を受けた龍の一族の子供にしか授けられない。
拳龍が降り立つ時に生を受けた子供。その子は、拳龍から「拳龍の勾玉」を授かり、救世主となる。拳龍子には決まって「終わりなき時」を意味する“アダール”という名前がつけられる。戦部ワタルは千年前に天部界の龍の一族の村から現実世界へと旅立った拳龍子だった。
神部界から魔界へと通じる巨大な縦穴。底には地底湖がある。
魔界の者が触れられない聖なる水で満たされていたが、吼鬼を取り込み魔界の命の海に変わってしまう。
地底湖の底にある、魔界への扉を閉じ込めるプレート。拳龍の勾玉を嵌める窪みがある。